パチンコ依存による借金はいくらから危険?平均額と解決策を解説!

パチンコに熱中する人の中には「気づかないうちに多額の借金を抱えてしまう」という人もいるのではないでしょうか。

最新の調査によれば、ギャンブル関連の借金平均額は約650万円で、そのうち半数以上がパチンコやパチスロが原因とされています

このような状況に陥った場合は、ギャンブル依存症の可能性を疑い、適切な返済方法の検討が必要です。

この記事では、パチンコによる借金の平均額や返済が困難になる金額の目安、借金への対処法について解説します。

パチンコによる借金の平均額は?

パチンコは日本特有のギャンブル文化として広く普及していますが、その手軽さゆえに依存症のリスクも高まります。

ここでは、パチンコによる借金の平均額について解説します。

パチンコによる借金平均額は650万円

日本国内でギャンブル関連の借金を抱える人の平均額は約650万円に達して、その大半がパチンコやパチスロに費やされています。

パチンコだけを見ても、少なくとも325万円以上が平均借入額と考えてよいです。

この金額は多くの場合、本人の年収の1/3を超える額になり、個人の返済能力を超える可能性があります。

パチンコ依存に陥った人々は、金銭感覚の麻痺から複数の消費者金融やカードローンからの借入が多いです。

冷静な判断ができずに借金を借金で返す悪循環に陥ってしまい、最終的にどこからいくら借りているのかもわからなくなるケースも少なくありません。

さらに、パチンコによる借金は長期化しやすく、利息の蓄積で返済総額が増加しがちです。

少しでも自分の金銭感覚に危機感を感じたら、まずは借入先と総額を確認して、現状を把握することが重要です。

ギャンブル依存症の可能性

パチンコによる借金は、ギャンブル依存症の重要な警告信号です。

依存症の主な特徴は、借金してまでギャンブルを続ける行動や、負けを取り戻そうとする心理にあります。

ギャンブル依存症の主な症状には、次のようなものがあります。

  • 日常生活よりもギャンブルを優先する
  • 刺激を求めて次第に掛金が増加する
  • やめようとしても自制できない
  • ギャンブルができないとイライラや不安を感じる
  • 負けを取り戻そうと無理な賭けをする
  • ギャンブルのために嘘をつく、借金を繰り返す

これらの兆候が見られる場合は、借金問題と並行して依存症自体への対処も必要です。

借金の返済計画だけではなく、依存症からの回復プロセスも考慮しなければ、根本的な解決は難しいです。

必要に応じて専門医やカウンセラーへの相談も検討しましょう。

パチンコの借金がやばいと判断する5つのポイント

パチンコによる借金があっても「自分の場合はどのくらいが危険なのか」判断するのは難しいです。

ここでは、パチンコの借金がやばいと判断するポイントについて解説します。

借金額が年収の1/3を超えている

一般的には、借金額が自身の年収の3分の1を超えると、自力での返済が難しいとされています

例えば、年収400万円の人の場合は、130万円を超える借金は警戒すべきです。

消費者金融やカード会社などは「総量規制」のルールに基づき、年収の3分の1を超える貸付けができないよう法律で定められています

借入れを検討する際は、この基準を意識して、自分の返済能力を超えていないか確認しましょう。

消費者金融やカードローンなど複数から借金している

複数の消費者金融やカードローンから借入れをしている多重債務の状態は、危険な状況です。

特に、借金を返済するために別の貸金業者から新たに借入れを繰り返す「自転車操業」は、すぐにでも解決する必要があります。

複数の業者からの借金は管理が複雑で、返済計画も立てにくいです。

また、複数から少額ずつ借りると、1社からまとめて借りる場合より利息負担が増えるため、元金がなかなか減らない状況に陥りやすいです。

リボ払いを設定している

パチンコで借金をしている人の中には、クレジットカードのキャッシング機能を利用している人も多いのではないでしょうか。

ただし、返済方法にリボ払いを設定しているのであれば、見直す必要があります。

リボ払いは毎月の返済額が一定のため、完済前に再度キャッシングすると利用残高が膨らみ続けます

正確な残高や完済までの期間が把握しにくく、知らず知らずのうちに返済不能な状態に陥る可能性があるため、リボ払いの利用は慎重に検討すべきです。

返済が5年以上続いている

パチンコの借金を5年以上返済し続けているのに完済の見通しが立たない場合も警戒信号です。

利息は借入期間が長くなるほど総額が増加します。

例えば100万円の借金を年利18%で借りた場合、月々2万円の返済では完済までに7年以上かかり、総返済額は元金の1.7倍近くに膨れ上がります。

長期間の返済が続いているにもかかわらず完済の目処が立たない場合は、返済方法や生活状況の見直しが必要です。

滞納している借金がある

借金を滞納すると、遅延損害金が発生して、返済額は日々増加します

さらに信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリスト入りのリスクもあります。

最終的には給与や財産の差し押さえにまで発展する可能性もあるため、滞納状態になったら早めの対策が必要です。

パチンコの回数を減らす、支出を見直すなど、すぐにできる行動から始めましょう。

パチンコの借金を返済する方法

パチンコによる借金問題は、早期に対応するほど解決しやすいです。

ここでは、パチンコの借金を返済する効果的な3つの方法を紹介します。

家計を見直す

家計の見直しは、借金返済の基本です。

日々の小さな支出を削減することから始めて、固定費の見直しも行いましょう。

削減できる主な費用には以下のようなものがあります。

  • 住居費用
  • 公共料金
  • 通信費
  • サブスクリプションサービス
  • 不要な保険 など

支出を減らして、返済可能な金額を年収の3分の1に抑えるのが目標です。

小さな節約の積み重ねが、借金返済に大きな違いをもたらします。

貸付自粛制度を利用する

貸付自粛制度とは、ギャンブル依存症の人が自ら「これ以上借りられないようにしてほしい」と申請できる制度です。

貸付自粛制度を利用すると新たな借入を防止できるため、借金総額の増加を抑えられます

ギャンブル依存症の傾向がある場合、この制度は衝動的な借入を防ぐための効果的な方法です。

貸付自粛制度は日本貸金業協会や全国銀行個人信用情報センターで申請できて、信用情報機関に情報が登録されます。

既存の借金を減らす手段ではありませんが、これ以上の借入を防ぐ重要な方法です。

専門家に債務整理を相談する

パチンコによる借金が想像以上に膨らんでいて、返済の目処が立たない状況なら、弁護士や司法書士などの専門家に相談するのがおすすめです。

債務整理には、主に以下の3つの方法があります。

任意整理債権者に直接交渉して将来の利息をカットし、3〜5年の分割払いにする手続き
個人再生裁判所を通じて借金を5分の1〜10分の1程度に減額してもらう手続き
自己破産裁判所を通じて借金を全額免除してもらう手続き

ただし、自己破産はギャンブルに起因する借金では免責が認められにくい場合があるため、専門家の助言を受けながら慎重に進める必要があります。

債務整理で借金負担を軽減して、これまで困難だった返済計画を再構築できます。

専門家への相談で、自分の状況に最適な解決策が見つかります。

まとめ

この記事では、パチンコによる借金の平均額をはじめ、返済が困難になる金額の目安や、膨れ上がった借金への対処法について解説しました。

パチンコによる借金の問題に直面した場合は、速やかな行動がとても重要です。

借金問題の解決には、家計の見直しや貸付自粛制度の利用、専門家への相談など、状況に応じた適切な対応が重要です。

特にギャンブル依存症の疑いがある場合は、借金問題と依存症の両方へ対処する必要があります。

早期に適切な行動を起こすことで、借金の重圧から解放され、健全な生活を取り戻せます。