任意整理してもキャリア決済は使える?使えなくなる原因についても解説!

任意整理してもキャリア決済は使えるのでしょうか?  

任意整理を行った後でも、キャリア決済は利用可能ですが、一部の条件下では利用できなくなることがあります。

この記事では、任意整理とキャリア決済の関係性を明らかにし、キャリア決済が使えなくなる主な原因を解説します。

料金の未払い、利用上限額の超過、サービスの仕様変更など、様々な要因がキャリア決済の利用停止に繋がる可能性があります。

任意整理をする前に、キャリア決済の仕組みを学んでいきましょう。

【結論】任意整理しても基本的にはキャリア決済は使える

任意整理を行っても、キャリア決済は基本的に利用可能です。

これはキャリア決済が信用情報を使用しないためで、一方でクレジットカードやローンは債務整理により信用情報機関に金融事故情報として登録されるため利用できなくなります。

キャリア決済は小額決済向けで審査がなく、スマートフォンキャリアとの契約があれば誰でも利用できます

しかし、過去に携帯電話の支払いを滞納したり、電話会社が利用を不適当と判断した場合は利用できません。

キャリア決済が使えなくなる原因

キャリア決済が利用できなくなる原因はさまざまです。

最も一般的なのは、携帯電話の利用料金の未払いです。これによりサービスプロバイダーが決済機能を停止することもあります。

また、ユーザーが設定しあ月額利用上限額に達した場合も同様にサービスが制限されます。サービスやコンテンツに仕様変更が発生した場合、特定のキャリア決済手段は使用できません。

更に、キャリア側のシステム障害が発生した場合や、利用者のアカウントが不正利用された疑いがある場合にも利用停止の措置がとられることがあります。

もし利用規約に反する行為があった場合も、利用制限の原因になります。

これらの事態を避けるため、利用者は定期的に自身のキャリア決済の状態を確認しましょう。セキュリティ設定を適切に保ち、利用規約を遵守することが求められます。

注意深い管理と責任ある利用が、安全でスムーズなキャリア決済経験に繋がります。

任意整理したらキャリア決済を使わない方がいい理由

任意整理したらキャリア決済を使わない方がいい理由は以下の3つです。

  • クレジットカードと同じ性質を持っているため
  • 返済計画が崩れる可能性がある
  • 自己破産に移行する場合に不利になる可能性がある

それぞれ理由を解説します。

クレジットカードと同じ性質を持っているため

キャリア決済は、与信枠を基にした後払い制度で、クレジットカードと似た性質を持ちます。

任意整理を行った後、経済的に困窮すると、キャリア決済の利用が習慣化しやすくなります。

支払額を十分に確認せずに利用することで、請求額が想定以上に増加し、結果として任意整理の計画に悪影響を及ぼすリスクが高まるのです。

このような状況は、任意整理の計画にも影響を及ぼすため、注意が必要です。

返済計画が崩れる可能性がある

任意整理は債務者と債権者が直接対話し、実行可能な返済計画を策定する手続きです。

しかしながら、キャリア決済を活用することで予期しない支出が発生し、慎重に立てられた返済計画に支障をきたすリスクがあります。

その結果、債務整理が一層複雑になり、解決への道のりが険しくなる方もいます。任意整理の期間中は特にキャリア決済の使用を控えることが強く推奨されます。

自己破産に移行する場合に不利になる可能性がある

任意整理後にキャリア決済を利用すると、自己破産時に問題が生じる可能性があります。

まず、自己破産手続き中にキャリア決済を隠れて利用した場合、返済しない行為は詐欺罪と見なされるリスクがあります。

また、特定の債務に対してのみ支払いを行うことは、債権者を公平に扱う原則に反し、免責の対象外となります

さらに、キャリア決済の利用が新たな借り入れとみなされた場合、自己破産の手続きを担当する弁護士との契約解除につながるケースも報告されています。

これらの理由から、任意整理後の自己破産を考えている場合、キャリア決済の利用は避けるべきです。

任意整理後にキャリア決済以外で支払う方法

任意整理後にキャリア決済以外で支払う方法は以下の5パターンです。

  • デビットカード
  • 家族カード
  • キャッシュレス決済(チャージ式)
  • 自己破産・個人再生に移行する
  • ブラックリストから消えるのを待つ

それぞれ方法を詳しく解説します。

デビットカード

任意整理後は、デビットカードの利用がおすすめです。

このカードは即時決済が可能で、利用した金額が直ちに関連する銀行口座から引き落とされるため、クレジットカードのように後払いのリスクを負うことがありません。

デビットカードの最大のメリットは、審査がほとんど不要である点です。利用者は自分の銀行口座にある資金の範囲内でのみ支払いを行うため、信用リスクが低減されます。

加えて、即時決済の特性は使いすぎを防ぎ、賢明な財政管理を支援します。

キャッシュレス決済の利便性も重要な利点であり、現金を持ち歩く必要がなく、多くの店舗やオンラインでスムーズに支払いができます。

一部のデビットカードでは、ポイント還元やキャッシュバックなどの追加特典も享受できる場合があります。さらに、補償制度が付帯しているカードもあり、ショッピング保険や不正利用に対する保護を提供します。

ただし、利用限度額は口座の残高に等しく、残高を超えての利用はできません。また、全ての店舗でデビットカードが使えるわけではないため、利用可能な場所を事前に確認しましょう。

家族カード

家族カードは、主に本会員のクレジットカードに連動して発行され、家族同士で利用できるサービスです。

このカードの特徴は、本会員の信用情報に基づいて発行されるため、家族会員個人の審査が不要な点にあります。

家族カードの利用分は全て本会員の口座から引き落とされ、利用限度額も本会員のカードと共有されます。本会員のカードに比べて年会費が低価格で設定されていることが一般的です。

家族カードを利用する大きなメリットとしては、まず家族全員でポイントを共有できるため、貯まるポイントが増えやすくなります。さらに、本会員と同様のサービスや特典を享受できる点も魅力的でしょう。

キャッシュレス決済(チャージ式)

チャージ式のキャッシュレス決済は、あらかじめカードやスマートフォンに現金をチャージしておき、その残高を使って支払う方法です。

この決済方法のメリットとしては、使いすぎる心配がなく、小銭を使わずに簡単に支払いができる点にあります。

さらに、任意整理後でも利用が可能であり、与信審査は必要ありません。新たな借入れができない状況でも活用することができます

自己破産・個人再生に移行する

自己破産や個人再生は、任意整理後の債務者にとって返済負担を軽減する選択肢のひとつです。

自己破産は裁判所から免責決定を受けることで借金の支払い義務がなくなる手続きです。経済的な再出発が可能ですが、一定の財産を処分する必要があるなどのデメリットもあります。

個人再生は裁判所に再生計画を認可してもらい、借金を減額して返済する手続きです。

住宅ローン返済中の家を残せるメリットがありますが、3年間の返済義務や手続きの複雑さがデメリットとなります。

ブラックリストから消えるのを待つ

ブラックリストとは、借金の滞納や債務整理などの金融事故情報が信用情報機関に登録されている状態を指します。

この状態になると、新たなローンの申し込みやクレジットカードの発行は難しくなることを覚えておきましょう。

ブラックリストから名前を消す唯一の方法は、借金を完済し、約5年から10年の一定期間をお金を借りずに待つことです。

この待機期間は、新たな借入れをせず、自己の信用を回復するための重要な時間となります。

まとめ

任意整理を行ってもキャリア決済は基本的に利用できます。

しかし、利用料金の未払い、利用上限額の超過など、特定の状況下では利用停止になることを覚えておきましょう。

任意整理後にキャリア決済を利用したい方は、利便性を享受しつつポイントを理解しておくことが重要です。

トラブルを避けるためには、弁護士や司法書士などのプロフェッショナルの知識が必要です。少しでもお困りごとがあれば、気軽にできるLINE相談がおすすめです。