「200万円の借金の返済なんて無理」
「少しでも毎月の返済額を少なくしたい」
この記事を読んでいる方の中には、このように思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、200万円の借金を任意整理したら、月々の返済額がどのようになるのかについて説明をします。
他の方法についても比較して説明しますので、参考にしてください。
【結論】200万円の借金を任意整理する際の月々の返済額

まずは結論から説明をしましょう。
200万円の借金を整理した場合の金利別の月々の返済額を紹介します。
もともとの返済額についても紹介しますので、参考にしてください。
| 元々返済額 | 任意整理後の返済額 | |
| 返済期間3年 | 約7.4万円 | 約5.5万円 |
| 返済期間4年 | 約6万円 | 約4.1万円 |
| 返済期間5年 | 約5.2万円 | 約3.3万円 |
金利が20%の場合、毎月約20,000円、負担が少なくなります。
返済期間3年の場合でトータル72万円の減額になるので、大きな違いに感じられるでしょう。
| 元々返済額 | 任意整理後の返済額 | |
| 返済期間3年 | 約7.2万円 | 約5.5万円 |
| 返済期間4年 | 約5.8万円 | 約4.1万円 |
| 返済期間5年 | 約5万円 | 約3.3万円 |
金利が18%の場合、毎月約1万7000円、負担が少なくなります。
返済期間4年の場合で考えると、トータル816,000円ほどの減額です。
| 元々返済額 | 任意整理後の返済額 | |
| 返済期間3年 | 約6.9万円 | 約5.5万円 |
| 返済期間4年 | 約5.5万円 | 約4.1万円 |
| 返済期間5年 | 約4.7万円 | 約3.3万円 |
金利が15%の場合、毎月約1万4000円、負担が少なくなります。
返済期間5年の場合で考えると、トータル840,000円ほどの減額です。
200万円の借金を返済する方法

200万円の借金を減額する方法について3つ紹介します。
- 任意整理
- 自己破産
- 個人再生
それぞれの違いについてわかりやすく説明をします。
任意整理
任意整理とは、金融機関などの債務者と交渉をして無理なく返済をすることができるようにすることです。
任意整理を行うと以下のことを実現させることができます。
- 過払金があれば借金の金額が減る
- 将来発生する利息は払わなくて良い良い
- 3年から5年で返済できるように月々の返済額を見直す
また自己破産と違い、裁判所を通して手続きする必要がないため、手続きが長期化せず生活への影響を最小限に抑えることができます。
また、官報に掲載されることがないため、多くの人に知られる心配もありません。
任意整理は特定の債務者だけに行うことができるので、住宅を残すこともできます。
なぜなら、住宅ローンを組んでいる金融機関を任意整理の対象から外せば、ローンを支払い続けることによって家を手放さずに済むからです。
ただし、任意整理の対象に住宅ローンを組んでいる金融機関を入れないと、住宅ローンは一切減額になりませんので注意してください。
自己破産に比べ今後の生活に影響が少ない任意整理ですが、当然ですがデメリットもあります。
それは自己破産同様に整理を行ったという事実が信用情報機関に残ることです。
任意整理を行うと自己破産と同じで5年から10年はクレジットカードやカードローンを作ることができませんので、大きなデメリットになるでしょう。
自己破産
自己破産を行うと、抱えている債務が全て免除されることになります。
債務が全て免除になるのでリスタートが切りやすいです。
借金が全て帳消しになる自己破産を行いたいと思っている方も多いかもしれません。
しかし、自己破産を行うには高いハードルがあります。
自己破産を行うには、収入がないことや借金の金額があまりにも大きいこと、ギャンブルや浪費で借金をしたのではないことなど、様々な条件をクリアすることが必要になるのです。
当然ですが、自己破産を行うと様々なデメリットがあります。
持っている財産のほとんどを没収されることになりますし、当然ですが自宅を残すこともできません。
また、自己破産をしてしまうと、自己破産をした事実が信用情報機関に掲載されてしまいますので、少なくとも5年以上カードローンやクレジットカードを作ることができません。
さらに、自己破産をしたことは、官報に掲載されることになるので、多くの人に知られてしまう可能性がありますし、債務に保証人がついている場合は、保証人が返済することになりますので大きな迷惑をかけてしまいます。
このように、債務を全額免除することができる事は自己破産の大きなメリットですが、デメリットも非常に大きいことはぜひ覚えておいてください。
個人再生
個人再生とは、裁判所に返済不能であることを申し立てることによって、借金を5分の1から10分の1程度に減額することができる制度です。
返済期間は基本的には3年になりますが、最長5年まで伸ばすことができます。
個人再生のメリットは、借金を5分の1から10分の1程度まで減らせることやマイホームやローンの返済が終わっている車を残すことができることです。
また、借金の理由が問われることはありません。
しかし、もちろん、個人再生にもデメリットがあります。
まず個人再生をしてしまうと官報に載ってしまいます。
また自己破産や任意整理と同様に信用情報機関に乗ることになってしまうので、5年から10年程度クレジットカードやカードローンを利用することができません。
自己破産は、任意整理のように特定の債務だけを対象にすることができないのですべての債務が対象になってしまうこともデメリットといえるでしょう。
200万円の借金を任意整理で返済するメリット

200万円の借金を任意整理で返済する主なメリットを2つ紹介します。
- 利息をカットできる
- 60回返済できれば完済できる
任意整理のそれぞれのメリットについてわかりやすく説明をします
利息をカットできる
任意整理を行うことによって利息をカットできます。冒頭、金利別の任意整理をする前とした後の返済額についてまとめました。
かなり大きな金額を減額できるのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
利息をカットできることによって無理なく、返済を進められるのは任意整理の大きなメリットになるでしょう。
60回返済できれば完済できる
任意整理の最長を返済期間は原則5年です。つまり60回返済できれば完済できるのです。
任意整理を行わない場合、10年以上の支払い期間の場合もあります。期間が長くなればなるほど、利息の負担が大きくなるので、返済がより大変になってしまうのは大きな問題です。
一方、任意整理を行えば60回返済できれば完済できるのは、返済を行う上でモチベーションを保つことができますので、大きなメリットになるでしょう。
200万円の借金返済で任意整理が向いている人

200万円の借金返済で任意整理が向いている人の特徴は主に3つあります。
- 5年以内に完済できない人
- 利息分しか払えない人
- 多重債務の人
それぞれの特徴についてわかりやすく説明をします。
5年以内に完済できない人
借金は当然ですが、返済期間が長くなればなるほど、支払い総額が大きくなります。
10年度長い閉鎖期間になってしまうと、莫大な利息を支払うことになってしまうのです。
任意整理を行えば最長5年以内での完済が可能になります。5年以内に完済できない人は任意整理を検討するのが良いでしょう。
利息分しか払えない人
利息分しか払えないと、元本が一切減らず一向に返済は終わりません。
利息分しか払えない人は、是非に異性理を検討してください。任意整理を行うことによって毎月の返済額の負担を少なくできるからです。
利息だけの支払いだと返済のモチベーションを保つのが大変ですし、いつまでたっても生活を改善させられません。
思い切って任意整理をして元本の返済をどんどん進めていくのが良いでしょう。
多重債務の人
多重債務の人も任意整理を検討した方が良いでしょう。
多重債務とは、複数の消費者金融などの金融機関からお金を借りている人のことです。
複数の消費者金融からお金を借りているということは、経済的に苦しい人がほとんどになります。
一社の返済でも大変なのに、毎月複数の返済を行わなければならないのは、利息の負担が大きいですし精神的な負担もあるでしょう。
多重債務の方もぜひ任意整理を検討して計画的な返済に切り替えるべきです。
まとめ
今回は200万円の借金を整理したらどうなるかについて説明をしました。任意整理を行うことによって、毎月の返済額の負担を軽くでき、最長でも5年以内に完済ができます。
200万円の借金を10年以上かけて返済すると場合、倍以上の利息を払うことになってしまいます。
また、200万円の借金がある場合、毎月の収入が4 、50万円ないと、生活に支障をきたしてしまうでしょう。
任意整理にももちろんデメリットはありますが、メリットの方が上回る方も多くいるはずです。
今回の記事を参考にしていただき、任意整理の理解を深めていただければ幸いです。



